編集方針
JapanFrameが記事を作るときに大切にしている、編集の原則と作業の手順について。
JapanFrameでは、記事の制作にあたって、いくつかの編集方針を共有しています。これらは、編集会議の結果として明文化されたもので、定期的に見直しています。
観察を起点にする
JapanFrameの記事は、編集部メンバーの直接の観察から始まります。実際にその場所を訪れ、その対象を見て、写真を撮り、関係者に話を聞く——この一次情報を起点としない記事は、原則として制作しません。
書籍やインターネット上の情報を引用する場合は、必ず出典を明示し、記事末の「参考」欄に記載します。
写真と文章の対等な関係
JapanFrameは、写真を「文章の挿絵」として扱いません。写真と文章は対等な情報媒体であり、互いを補完し合うものとして編集されます。
そのため、記事の構成は、文章の論理だけでなく、写真の流れも同時に考慮して組み立てられます。
価値判断を控える
編集部は、観察対象に対する価値判断を、できる限り控えます。「良い」「悪い」「優れている」「劣っている」——こうした評価語は、必要最小限にとどめ、観察された事実を中心に記述します。
ただし、編集者の見方を完全に消去することは不可能であり、また望ましくありません。価値判断が含まれる場合は、それが編集者の主観であることを明示します。
ファクトチェック
記事の制作過程では、複数段階のファクトチェックを行います。
- 執筆者による一次チェック
- 別の編集者による二次チェック
- 必要に応じて、関係者への確認
事実関係に誤りが発見された場合は、記事の更新時に明記します。
取材と匿名性
取材対象者は、原則として実名で記事に登場いただきますが、ご本人の希望により匿名にすることもあります。匿名の場合、その旨を記事内に明記します。
商業施設、工房、店舗等の取材については、事前に許可を得た上で行います。撮影が困難な対象(例えば私有地内部、特定の文化施設)については、撮影禁止のルールに従います。
ガイドライン
編集部内部で共有しているガイドラインの主な項目です。
- 個人を特定できる情報(顔、名札、車のナンバー等)は、本人の同意がない限り、写真上で識別できないように処理する
- 子供が写る写真は、保護者の同意がある場合に限り掲載する
- 商業施設の店舗内撮影は、原則として店主の許可を得る
- 文化財、宗教施設の内部撮影は、各施設のルールに従う
訂正・更新
記事に誤りが発見された場合、または重要な情報の追加が必要な場合、記事は更新されます。更新の履歴は、記事末に記載します。
訂正のご指摘は、お問い合わせよりお寄せください。
取材費・旅費の取り扱い
編集部メンバーの取材活動にかかる費用は、JapanFrameの運営費から支出されます。取材対象から金銭的な提供を受けることはありません。
ただし、取材時に提供される飲食物(カフェの試食、工房での茶など)は、慣例の範囲内で受け入れています。